南アルプスの希少種保護の条例案に『罰則』入れる方針 静岡市長が発言「実効性確保のため」

 静岡市が制定を目指す南アルプスに生息するヤマトイワナの保全に関する条例について、難波喬司市長は22日の定例会見で、実効性を確保するため罰則として過料を入れるべきとの見解を示しました。

 静岡市は南アルプスの希少種であるヤマトイワナを、市民の共有財産として次世代へ継承しようと保全に関する条例案の制定を目指しています。
 
 また、リニア新幹線工事に伴う静岡工区の環境への影響を評価する市の協議会では、トンネル掘削で地下水位が低下し、沢の流量が減ることで、ヤマトイワナなどの希少生物の生息場所や個体数が減少する可能性を指摘しています。

 難波市長は定例会見で、「とにかく実効性。実際に効果があることが大事なので、罰則がない状態だとなかなか効果がない。過料を入れるという形で進めたいと思っている」と述べました。

 市は27日に有識者を交えてた初会合を開き、具体的な条文や罰則を検討します。

難波市長 2026年5月22日
難波市長 2026年5月22日