表面の土砂が滑り落ちる「表層崩壊」が起きたか 台風6号による大雨で土砂崩れが起きた静岡・河津町
台風6号による大雨で土砂崩れが起きた静岡県河津町。崩れたのは、100年以上続くミカン畑で、町は表面の土砂が滑り落ちる「表層崩壊」が起きたとみています。
3日に県内に最接近した台風6号の影響で、伊豆で線状降水帯が発生するなど、非常に激しい雨が降り続きました。河津町では崩れた土砂が住宅敷地内に流れ込み、住民に避難指示が出されたほか、伊豆急行の線路を塞ぎ、全線での運転再開に4日を要しました。
●板垣亮記者:
「現場では今、このように土砂が流れ出た部分に沿うように、大きな土のうがいくつも積まれています」
線路の土砂は取り除かれましたが、現場付近では速度を落とした運行が続いています。
●河津町 大川良樹町長:
「いつどこでそういう災害が起きてもおかしくないという状況なので、やはりそれに素早く対応できる担当課なり、対策をしていかなければいけないと思っている」
町は雨の量が多く、表面の土砂が滑り落ちる「表層崩壊」が起きたとみられるとしていて、斜面の工事と排水対策を行う方針です。
●河津町 川尻一仁副町長:
「あそこ自体が、そんなに勾配がきついとこではなくて、もう何十年もずっと畑として活用してきている。まさかそこが崩れるというような想定も全然していなかった。土砂災害警戒区域でもないので」
崩れた場所は町民が所有する100年以上続くミカン畑。所有者は取材に対し、「畑に毎日来ていたが、崩れる前兆はなかった」としています。
●崩れた畑の所有者:
「当日はあ然とした。畑は見る影もなかった。町や県とも連携して近所の人や伊豆急行に迷惑をかけないようにしていきたい」