豚熱で全国初「選択的殺処分」約1000頭の殺処分完了 感染リスクの低い繁殖用の母ブタは対象外 静岡・富士宮市の養豚場
静岡県富士宮市の養豚場で発生した豚熱について、静岡県は、対象としていたおよそ1000頭の殺処分を完了したと発表しました。
4日、富士宮市の養豚場で豚熱の陽性が確認されました。県によりますと、この養豚場のブタ1200頭のうち、感染リスクの高い1092頭の殺処分を、6日午後9時ごろに終了し、埋却処分も7日午後0時半に終了したということです。
今回の処分は、5月の法令改正で導入された「選択的殺処分」として、全国で初めて行われ、県には農水省の職員も派遣され、対応にあたりました。
今後は、1週間ごとに2回の消毒を行い、21日までに、すべての防疫措置が完了します。
また、措置終了後もこの養豚場では、8月18日までブタの健康状態の報告や屠畜場への移動制限などの監視プログラムが継続されます。
全国初の選択的殺処分となった今回の措置。交差汚染を防ぐため、夜間に殺処分が行われることとなりました。
県の担当者は、「夜間のみの作業となり、現場ではやりにくいところもあったかと思う。一方で、体の大きな母ブタを処分する手間は省けたのは、処分時間の短縮につながったと思う」としています。