川勝静岡県知事が4期目の抱負 当選後初の定例会見 中心はリニア問題

静岡県の川勝平太知事は、午後2時から行われた当選後初めての定例会見で4期目の抱負を述べました。

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川勝静岡県知事が4期目の抱負 当選後初の定例会見 中心はリニア問題

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川勝知事:「12年間の県政に対し感謝の念も寄せられ、さらに県下の危機をなんとか乗り切ってほしいという強い期待も寄せられた。目下コロナの危機、そしてあしたから始まる聖火リレー。目下、ワクチンの接種は、集団会場4つ設けることができて、そろりという形だが、体制が整いましたので、これから65歳以上の方々が順調に進むものと考えている」

 1時間半あまりにわたった会見の中で、多くの時間が割かれたのは選挙戦でも論戦が交わされたリニア問題でした。川勝知事は対立候補が言及したルート変更や中止について、自民党が黙認したとして場合によってはこれらをJR東海に申し入れる考えを示しました。

川勝知事:「今回はなんと基本的に公約にしたリニアの早期実現をしてきた自民党が、その公約と背馳するというか戻ることをはっきりと言われた。これが黙認され、現職の大臣また元首相までこの方を知事になさいと訴えた。公開の議論の中で『これは受け止められない』と地元の人たちの意見がまとまれば、これに対して私は行動する」
 
 4期の長きにわたり務める知事は3人目ですが、果たして最後の任期と
なるのでしょうか。

川勝知事:「常に1期4年。次やるとは県民に無礼。1期4年とはじめに言いました。2期目は前編後編。3期目ホップステップジャンプ。次はないものととして。新陳代謝はいいほうがいい」