静岡県 8月の倒産件数・負債総額ともに、過去10年間としては最少
信用調査会社帝国データバンクによりますと、県内企業の倒産は、国の新型コロナ対策での金融支援などにより減少傾向で、8月は去年の同じ時期と比べて4件少ない10件でした。
負債総額は10億2900万円で8億7900万円減り、倒産件数・負債総額ともに過去10年間の8月としては最も少なくなりました。
10件の倒産のうち2件が新型コロナ関連でした。静岡県の新型コロナ関連の倒産は、8月末時点では累計76件で、全国で7番目に多くなっています。
帝国データバンクは、静岡県は飲食店や食品関連企業が多く、新型コロナ関連の倒産が多数発生していて、緊急事態宣言でさらに厳しい状況にあるとしています。