経営方針や人事めぐり対立…スルガ銀行 ノジマとの資本・業務提携解消「影響は軽微」
スルガ銀行は、家電量販店大手ノジマとの資本・業務提携について解消したと発表しました。
スルガ銀行をめぐっては、シェアハウスなどの不動産融資をめぐり審査書類の改ざんなどの不正が発覚したあと、2019年にノジマが筆頭株主となり、両社は資本業務提携を結びました。しかし、両社はスルガ銀行の経営方針や人事をめぐって対立が続き、スルガ銀行の副会長となっていたノジマの野島広司社長が去年6月に退任していました。提携解消によりノジマは、保有するスルガ銀行の株式およそ4285万株を売却し、スルガ銀行がきのう、その株を取得したということです。スルガ銀行は、提携解消が業績に与える影響について軽微であるとしています。