今季第4戦2位の渡邉彩香「マックスの良いプレー」次戦は日本女子プロでメジャー初V目指す 静岡・熱海市出身
<女子ゴルフ:ゴルフ5レディース>◇最終日◇6日◇岐阜・ゴルフ5カントリーみずなみC(6571ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円、優勝1080万円
今季ツアー第4戦の今大会を2位タイで終えた静岡県熱海市出身の渡邉彩香(26=大東建託)が、最終ラウンドを「(バーディーを取れなかった)10番、(ボギーにした)11番以外は本当に今、自分ができるマックスの良いプレーだったと思います」と振り返った。言葉通り、前半で3バーディー。11番パー4のボギー後も3つスコアを伸ばし、通算11アンダーで4位タイから順位を上げた。
昨季途中から修正したスイングでショットの好調は継続。さらに、前週の第3戦からはパターを短く持ち、ボールに近くに立つアドレスでパットを修正した。結果、開幕戦で飾った約4年7カ月ぶりのツアー優勝に続く好成績で、「完全復活」を印象付けた。
次は今季初の国内メジャー大会、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯(今月10~13日、岡山・JFE瀬戸内海GC)に臨むが、渡邉は「今週、3日間いいプレーができたので、頑張りたいと思います」。コースについては「 行ってみないと分からないですけど、持ち味のティーショットを生かせるかだと思います。目標がなくて(ショットの)狙いどころが難しいという話は聞いたので、球を曲げて操って、うまく(対応)できればいいのかなと思います」などと話した。
通算ツアー4勝の渡邉は、国内メジャー大会での優勝はなく、2016年ワールドレディスチャンピオンシップサロンパス杯の2位が最高成績。だが、調子は上向いており、悲願のタイトル奪取を目指す。