権田選手「チームを変えるチャンス」…清水と磐田ダブル降格 サッカー王国からJ1クラブが消えた 【重大ニュース静岡2022】
ジュビロ磐田と清水エスパルス。サッカー王国の象徴ともいえる2つのクラブが今年、J2にダブル降格。来シーズン、J1から史上初めて静岡勢が姿を消すことになりました。
ジュビロは得点力不足 17試合が無得点
2年ぶりにJ1に復帰したジュビロでしたが、露呈したのは得点力不足。リーグ戦の半分、17試合が無得点で、10月末、1試合を残して1年でのJ2降格が決まりました。
エスパルスは終盤の失点に泣く 後半アディショナルタイムだけで9失点
一方、タイトル獲得を目指したエスパルス。シーズンを通して目立ったのが、試合終了間際の失点。後半アディショナルタイムだけで9失点。勝ち点を積み上げることができず、勝てば残留の可能性もあった最終節・札幌戦も、2度のリードを守り切れず逆転負け。J2降格は2015年シーズン以来2度目です。
権田修一選手「来季は勝ち点3とるのが当たり前の状況でやることになる」
先日、静岡朝日テレビの単独インタビューに応じたエスパルスの守護神・権田修一選手。
清水エスパルス GK権田修一(12月16日):「僕は降格させないために来たので、そこに関しては非常に責任を感じていますけど、ただ、(チームを)変えるチャンスと言えば変えるチャンスで、来シーズンは勝ち点3を取るのが当たり前という状況でやらなきゃいけなくなるので、そうなると試合に対するアプローチも変わるし、試合終盤のいろんなことがたぶん変わってくるんですよね。その姿勢でやることに慣れることは、エスパルスには絶対必要だと思うので、J2でやることになりますけど、そこでJ1でも勝つことをイメージできるかとか」
チームに求める、高い基準。それは世界レベルを肌で知るからこその要求です。