FIFA制裁の困難な状況下で横内昭展新監督のもと新たなスタート ジュビロ磐田「チーム一丸クラブ一丸で目標にまい進」
サッカーJ2ジュビロ磐田の新体制発表が行われ、新監督に就任した日本代表の前コーチ横内昭展監督が決意を語りました。
午後、磐田市で行われたジュビロの新体制発表には横内昭展新監督をはじめ、高校2年生ながら下部組織からトップチームに昇格した後藤啓介選手が出席しました。
新監督の横内さんは現在55歳、日本代表のコーチとして森保監督を支え、ワールドカップベスト16にも貢献しました。
クラブはFIFA国際サッカー連盟からの制裁を受け、1年間選手を補強出来ないという困難なシーズンの中、1年でのJ1復帰を目指すと力強く語りました。
横内昭展監督:
「前々から監督のチャンスがあればやりたいと思っていまして、そこにジュビロさんからオファーをいただいた時には、もうこのようなチャンスはないなと僕自身思いましたし、今置かれている我々の状況というのは、そんなに簡単な状況ではないと思いますが、目標に向かってチーム一丸クラブ一丸で目標に向かってまい進していきたい」
また、例年と違いたった1人での加入会見となった後藤啓介選手。
191センチの長身ストライカーで、世代別代表も経験。
飛び級でのトップ昇格はワールドカップにも出場した伊藤洋輝選手と同じで、ジュビロでの活躍を誓いました。
ジュビロ・後藤啓介選手:
「フォワードの時は背後への抜け出しだったり、前線からの守備が売りなので、そこを見てほしい。ボランチをやる時だったら、高さと長さがあるので競り合いであったり、守備の部分で刈る(ボールを奪う)仕事のところを 見ていただけたら。シーズンを通しては、10ゴール以上に絡めればいい」
Jリーグ参入30年目のジュビロ。
横内新監督の下新たなスタートを切りました。