ジュビロ磐田、今オフと来夏の補強禁止…選手『引き抜き』問われ スポーツ仲裁裁判所が仲裁申し立てを棄却

 選手の移籍に関して違反があったとして、FIFAがジュビロ磐田に制裁を課した問題で、スポーツ仲裁裁判所はジュビロからの仲裁申し立てを棄却しました。

画像: ジュビロ磐田、今オフと来夏の補強禁止…選手『引き抜き』問われ スポーツ仲裁裁判所が仲裁申し立てを棄却

 ジュビロ磐田は、所属するファビアンゴンザレス選手が、タイのクラブとの契約を理由なく解除してジュビロと契約。それをジュビロが誘引したとして、10月、FIFAは補強禁止などの制裁を課しました。ジュビロは決定を不服として、スポーツ仲裁裁判所に申し立てをしていました。

 スポーツ仲裁裁判所は20日の審問の結果、この申し立てを棄却する判断をしたということです。この結果、ジュビロはこのオフと来年夏の2回の選手登録期間の新規登録が禁止となることなどが決まりました。

 ジュビロは「結果を重く受け止め、ガバナンス体制を改めて見直し、再発防止を図ってまいります」とのコメントを発表しています。