創部100年の三島南、静岡県勢初のセンバツ21世紀枠で出場決定! 野球を通じた地域貢献を評価
第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)の選考委員会が29日に開かれ、創部100年の三島南が、静岡県勢で初めて21世紀枠で選出された。同校は春夏を通じて、初めての甲子園大会出場になる。
三島南の現チームは昨秋の県大会で4位。東海大会出場は逃したが、準々決勝では県屈指の強豪、静岡を破って公立校で唯一ベスト4に入った。2014年冬から始めた未就学児との野球を通じた地域貢献活動なども評価された。前年の2013年に就任した稲木恵介監督が、「野球で地域に貢献したい」と部員を講師として、野球未経験の未就学児や小学生を対象に野球の体験会を開催。経験者向けの野球教室も含め、延べ1000人以上に野球の楽しさを伝えてきた。 そして、創部100年で初めて21世紀枠の県候補校に選出され、東海地区の21世紀枠候補になっていた。