【朗報】離脱から1カ月…ジュビロ磐田期待のストライカー後藤啓介が戦列復帰へ 次節3日18歳バースデー弾決める覚悟

 離脱から1か月、ジュビロ期待の若きストライカーがピッチに戻って来る。5月30日、磐田市内の大久保グラウンド。ひときわ目立つ191cmの長身がボールを追い、ターンし、鋭いシュートを放つ磐田FW後藤啓介(17)の姿があった。後藤はこの日、6対6のミニゲームや攻撃陣中心のシュート練習に参加。約1時間汗を流すと、「出来るだけ早く戻りたかった。けがをした足首は問題ない」と胸を張った。

画像: 磐田FW後藤啓介(17)

磐田FW後藤啓介(17)

 後藤は5月3日、東京ヴェルディ戦の後半開始直後に相手選手と競り合い、右足首をねんざ。負傷交代し、プロになって初めて戦線離脱していた。
 戦列を離れた期間、試合をスタンドから見守った後藤は、「試合を上から見て、自分ならどういうプレーをするのか、どう動いて(裏へ)抜けるか、イメージすることが出来て有意義だった」。と、前向きにとらえている。

 ただし、後藤の離脱中にFW陣はジャーメイン良が復帰し、6戦3ゴールと活躍。ファビアンゴンザレスも出場停止期間が終了し5月24日ルヴァン杯鳥栖戦でゴールを決めている。まずは、チーム内でのポジション争いを勝ち抜かねばならない。

 5月30日のミニゲーム、キーパーとの1対1の場面で後藤のシュートはブロックされた。「チャンスは全部決める意識でやらないといけない」と反省。「紅白戦もあるのでアピールして試合に出たい」と、ポジション奪取へ決意をにじませた。

後藤が復帰を目指す次節6月3日の秋田戦は、後藤啓介18歳の誕生日。今季4ゴールと、すでに多くの衝撃を与えてきた背番号42が、復帰戦で磐田を勝利に導くバースデーゴールを決める覚悟だ。