【J2】清水エスパルスが前半だけで3発!3試合ぶり勝点3!背番号33、出場停止明け・乾貴士が2得点に絡む活躍
3位清水がホームアイスタで9位山形を迎えた一戦は、清水が前半だけで3つゴールを沈めて快勝、累積警告(8枚)による出場停止が明け3試合ぶりに先発に戻ってきた乾貴士が、見事に攻撃陣をけん引した。
まずは前半15分、左サイドで乾、山原、白崎と流れるようにボールが渡ると、白崎のパスにチアゴサンタナが左足を振り抜き先制ゴール。30分には高い位置でボールを奪いショートカウンター、乾のスルーパスに岸本が落ち着いてキーパーとの1対1を制し追加点をあげれば、前半終了間際にも山原のフリーキックに高橋祐治がダイビングヘッドで3点目をたたき込んだ。守備陣もカウンターでゴールを狙ってくる山形に危ない場面を作られるも、権田修一のシュートストップや、鈴木義宜の判断の良いインターセプトなどで山形をシャットアウト、3-0で勝利をおさめた。
清水は乾不在の直近2試合はドローで、ゴールもセットプレーによる1つのみだったが、終わってみれば3発快勝。やはり清水には乾貴士が必要不可欠であることを示すには十分すぎる結果となった。
清水・秋葉監督「試合始まる前にあの大歓声、大きな声に聞こえた。勇気をもらえる大声援が背中を押してくれた。この2試合苦しい中で、準備したものを選手が出してくれた。いよいよここからまた全精力をもって1段2段ギアが上がる。日々苦しいトレーニングを積んでいるから、苦しんでいた選手にも結果が出る。ニューヒーローのような選手が出てくれることがチームに勢いをもたらす。チャンピオンになることを諦めていない。いい守備からいい攻撃につなげようという話をした。狙いが出た。(先発起用でゴールをあげた岸本選手について)アグレッシブたけるんですから、練習から1人パワーみなぎっているように思えた、チャンスもらえない中でもやり続けた。ぽっと先発起用で結果を出す、彼のフットボールに対する姿勢、プロフェッショナル。」
移籍後初ゴールを決めた清水・高橋祐治「ようやく決められた。これまで迷惑をかけていたのでうれしかった。山原選手が本当にいいボールを蹴ってくれた。続けていきたい。」