Jリーグ脱会の危機…アスルクラロ沼津が川勝知事に協力を要請 スタジアムの照明が基準に満たず 静岡県

 スタジアムの照明設備の不備から、Jリーグ退会の瀬戸際にあるアスルクラロ沼津と静岡県サッカー協会が22日、改修への協力を川勝平太知事に要請しました。

画像: 川勝知事(左)に協力を要請するアスルクラロ関係者

川勝知事(左)に協力を要請するアスルクラロ関係者

 川勝知事を訪ねたのは、アスルクラロ沼津の運営会社の渡邉隆司社長と県サッカー協会の幹部です。チームのホームスタジアムは、照明の明るさがJリーグの基準の1500ルクスを大幅に下回る500ルクスしかなく、今年6月までに改修のめどが立たなければ、次年度のJ3ライセンスが発行されない可能性があります。

 チームは設備改修費をクラウドファンディングなどで募っていますが、改修にかかる費用の半額ほどのメドしかついていません。

 川勝知事は「なしうる限りの援助はする」と回答し、照明の改修などの費用の援助を約束しました。