レジェンドがまた新たな伝説…キングカズ55歳でJFL開幕戦出場 最年長記録を大幅更新
静岡が生んだレジェンドが新たな伝説です。キングカズこと三浦知良選手が13日、JFLの開幕戦で55歳で出場を果たし最年長記録を大幅に更新しました。
ピッチに立つことを最優先に、J1から3つカテゴリーを落としJFLへの移籍を決断した55歳のカズ。新天地・鈴鹿ポイントゲッターズでのデビュー戦は先発出場です。JFL出場の最年長記録を10歳以上更新したカズは、前半16分、得意のフェイントを披露し健在ぶりをアピール。出場だけでなく最年長ゴールの期待が高まる中、42分、チャンスが訪れます。右サイドからの鋭いクロスに飛び込みますがあと一歩及ばず。それでもスタジアムは歓声に包まれます。後半には負傷退場したキャプテンに代わってキャプテンマークを付けて勝利を目指したカズ。後半20分までピッチに立ち、存在感を示し続けました。その後もベンチでチームを鼓舞。するとチームは26分に先制ゴールし、終了間際にも追加点を挙げ2対0で勝利。先発起用を決めた兄の三浦泰年監督と大事な開幕戦での勝利を喜び合いました。
三浦知良選手:「ヤスさん(泰年監督)に先発で使ってもらって、僕自身も勝利が欲しかった。ヤスさんも欲しかったと思う。そういう意味では、きょう勝てたことがうれしかった」