加藤学園 憧れの甲子園へ「最後校歌を歌えるように」12日に鹿児島城西と対戦
センバツの中止から、およそ5か月。ついに加藤学園ナインが、憧れの甲子園に立ちます。 加藤学園 勝又友則主将
「お母さんは甲子園に行きたいといつも言っていたので、そういう姿を親とか支えてくださった方々に見せられるのはとてもいいことだと思うので、あとは自分がしっかり今までやってきたことを出せれば」
中止となった、春のセンバツの救済措置として、各チームたった1試合だけ行われる甲子園高校野球交流試合。加藤学園は、あさって12日、鹿児島城西と対戦します。その鹿児島城西の中心は、強力な右ピッチャー2枚看板です。エースは最速146kmの八方(やかた)に加え、2番手の前野(まえの)も最速143km。 屈指の投手陣を、加藤学園はどう打ち崩すのか。
加藤学園 勝又友則主将
「走塁も含めた攻撃力、ということをやってきたので、うまく足を使って自分のピッチングをさせないような、走塁やバッティングをやっていきたい」
夏の独自大会では1回戦敗退
一方、加藤学園はこの夏、野球の怖さも学びました。この夏の静岡県独自の大会でまさかの1回戦敗退。飛龍を相手にリードしながらも雨でノーゲームとった翌日の再試合で逆転負けを喫しました。 加藤学園 肥沼竣投手
「やっぱり、野球は何があるかわからないというのが、すごく学びました」
加藤学園 勝又友則主将
「もう一回足元をみつめて練習からきっちりやっていかないといけないと感じたので」
夢の甲子園で最後の試合
気持ちを切り替えて臨む甲子園交流試合は、泣いても笑っても3年生にとって最後の試合。夢だった甲子園、そして保護者の前で最高のパフォーマンスを披露することを誓いました。
加藤学園 肥沼竣投手
「小さいころからずっとお世話になったり迷惑をかけてきたので、その恩返しができることが自分の中でとても幸せなことだと思います」
加藤学園 勝又友則主将
「精一杯全力プレーで、最後校歌を歌えるように頑張ってきたい」
加藤学園 勝又友則主将『甲子園交流試合、絶対勝つぞ!』