鹿児島キャンプリポ【清水エスパルス編】課題はディフェンスの再構築 目指すは「攻守両面で主導権を握るサッカー」
コロナ禍の中、無観客という異例の鹿児島キャンプ。ロティーナ新監督の下、今シーズンのエスパルスは、去年とは全く異なるサッカーの構築を目指しています。
立田悠悟選手:「本当に一から教えてもらっているというか…」
宮本航汰選手:「自分にとって初めてのサッカースタイルというか、難しいですけど…」
最大のテーマは「ディフェンスの再構築」
指揮官が目指すのは「攻守両面で主導権を握るサッカー」。それでも、まずは2シーズン連続のリーグワースト失点という課題克服へ、「ディフェンスの再構築」が、このキャンプ最大のテーマです。 全体練習を終えた後のワンシーン。ロティーナ監督は守備陣だけを集めて、自ら身振り手振りで、熱血指導。常にボールの位置に合わせて動いていく「ポジショニング」や適切な「体の向き」を細かく指導し、選手たちの体に染み込ませていきます。
立田悠悟選手:「こういう守り方をしていけば、失点が減るんじゃないかという期待感もすごくあるので、早く自分の頭と体に叩き込んでいきたいと思っています」
宮本航汰選手:「やっていても見ていても、(守備は)堅いなという印象はある。もっと突き詰めて自信を持ってやっていければいい」
静岡ダービーを翌日に控えたこの日の全体練習後にも、守備陣だけでディフェンスの形を入念に確認。今シーズン新たに加入した新戦力と融合し、エスパルスは、新たなサッカースタイルの確立を目指します。