日大三島(静岡) 全員野球も開幕試合で”サクラチル” 地元からも熱いエール 松永選手「みんなに感謝したい…」

春夏連続の甲子園出場を果たした日大三島(静岡)は、7日の開幕試合で惜しくも敗れましたが、甲子園だけでなく地元からも熱いエールが送られました。

 開幕試合の晴れ舞台に立つ日大三島。アルプススタンドにはおよそ2000人が応援に駆けつけました。さらに三島市の学校からも生徒らがエールを送ります。

 注目の開幕試合、まず先陣を切ったのは日大三島のエースで4番松永。2回、インコースの難しいボールをうまく捉えスリーベースヒット!

 続く5番の野口。レフトへの犠牲フライで松永がホームイン!日大三島が1点を先制します。

 4回にも4番の松永!左中間を切り裂く2ベースヒットで再び出塁!その後2アウトとなりますが、6番の永野さらに7番綱島の連続タイムリーでリードを3点に広げます。

 しかしその後、同点に追いつかれて迎えた5回、ランナー1塁で国学院栃木の4番平井。
 この当たりで1塁ランナーが一気に生還。国学院栃木に勝ち越し点を奪われます。その後リードを7点に広げられた日大三島は9回2アウト。
 全員野球で挑んだ日大三島、悲願の夏1勝は叶いませんでした。それでも春夏連続で叶えた甲子園での戦いに、アルプスからも地元からも惜しみない拍手が送られました。

画像: 日大三島(静岡) 全員野球も開幕試合で”サクラチル” 地元からも熱いエール 松永選手「みんなに感謝したい…」

日大三島の生徒:「最初勝っていて、あとから点数を抜かれてしまったが、そこでもあきらめないでずっと走り続けて打ち続けていて格好良かった。結果は残念だったけど、3年間すごく頑張っていたのを見ていたので『頑張ったね』と声をかけてあげたい」

松永陽登選手(3年):「入学当時はコロナ禍で思うように練習も出来なかったり、いろいろなことがあった3年間だったが全員野球という目標で春夏甲子園に出られたことは、メンバーにもスタンドのみんなにも感謝したい」