米国から技術者来日できず「静波サーフスタジアム」開業できない事態 静岡・牧之原市
静岡県牧之原市に整備された人工的に波を起こしサーフィンができる施設が、コロナ禍でアメリカから技術者がこれなくなり開業できない事態となっています。
この施設は牧之原市の静波海岸近くに民間事業者が建設・運営する競技用サーフィン施設「静波サーフスタジアム」です。
この施設の波を起こす装置は多くがアメリカ製で、アメリカの技術者による制御盤の調整が必要だということです。
しかし、新型コロナの影響で技術者の来日が遅れ、さらにアメリカの日本渡航中止勧告が追い打ちをかけています。
施設の開業は当初、オリンピック開催年だった去年秋の予定で、開業前にはオリンピックのサーフィンアメリカ代表の事前合宿での利用も計画されていました。
牧之原市ではオリンピック特別枠として早期に技術者が来訪できるよう
関係機関に働きかけ、7月中旬に予定されるアメリカチームの事前合宿に
間に合わせたいとしています。