松木安太郎さんが直撃 日本の守護神・権田修一のワールドカップへの思い 「僕が失点しなきゃ負けない」
グループステージの対戦相手は『分かりやすく強豪』
松木さん:次のワールドカップの本大会の舞台に自分が立つとイメージして、どう思いますか?
権田選手:「まあ楽しみです、正直。ブラジル大会(2014年)はピッチに立てなかったので。ピッチの外と中はすごく距離がある。中に立たないと分からないことはたくさんあると思うし、感じられないこともある。それは僕にとって未知の領域だが、そこで見える景色がどういうものか楽しみ」
ワールドカップのグループステージ、日本の対戦相手はドイツ、コスタリカ、スペイン。優勝経験のある強豪ドイツやスペインを相手に、日本は、権田修一は、どんな戦いを見せるのか。
松木さん:ドイツ、コスタリカ、そしてスペイン。まあでも、(2012年ロンドン)オリンピックチームのときもいくつもやっているから。
権田選手:「スペインに勝っていますからね」
松木さん:勝っていますよね。
権田選手:「本当にいいグループに入った。ワールドカップに出る国はどこも強豪ですが、分かりやすく強豪じゃないですか。ということは、このグループを日本が突破した!という状況を想像したときに、たぶん松木さんはめちゃ忙しいじゃないですか」
松木さん:いやいや、うれしいね。
権田選手:「僕は普通に(決勝トーナメント)行けると思っている。そこが自分の中ではモチベーションだし、日本をひっくり返すじゃないけれど、ほぼほぼ皆さん『まあ頑張れ』と思っている。『日本まあ厳しいグループだから頑張れ』。そこを突破した先の景色は、もう松木さん忙しい 僕も日本帰ってきたら…」
松木さん:俺は忙しくなくてもいいよ。
「僕が失点しなきゃ負けない」
松木さん:ワールドカップ(グループステージ)突破するには一番やっぱりポイントになるのは『守り』ですよ。となるともうキーパーです。
権田選手:「結局そうなのですよ、これだけのグループに入ると、僕、常にそう思っていますが 僕が失点しなきゃ負けない。最終予選を戦えて、気持ち的には準備できているし、しっかり心身のコンディションを最後整えて、もうアクセル全開で踏むだけという状態に持っていきたい」
そうした中、権田選手所属のエスパルスはJ1残留争いの真っただ中にいます。権田選手はエスパルスのJ1残留を決め、すっきりと 世界の舞台へ臨みたいところです。
松木さん:ワールドカップ、残留を決めて行きたいですね。
権田選手:「もちろんです。それが僕の今、やるべきことはエスパルスを残留させること。その先にワールドカップがあるのは間違いない、それはいいプレーを続けないと何も出来ないので そこをまずは第一に考えてやりたい」
(10月28日放送)