【J2】激しい自動昇格圏争い…快勝・清水が初の2位「昇格圏」浮上 磐田はドローで3位降格

 サッカーJ2リーグは、2位以内に入ればJ1に自動昇格。終盤戦を迎え、エスパルスとジュビロが激しい昇格圏争いを演じています。

磐田対山口

 明治安田生命J2リーグ。16日の時点で2位のジュビロはホームで山口と対戦。前半32分、左サイドから静岡学園出身の古川が
クロスを送ると藤川。42分には再び古川がボールを持つと、今度は自ら切り込んでシュート。しかし、ゴールできません。。

 なかなか得点できないジュビロは後半27分、ケガから復帰した
キャプテン山田大記を投入。37分、その山田のパスからシュートを狙うジャーメインが倒され、絶好の位置でのフリーキック。しかし、このチャンスも生かすことができません。

 最後までゴールネットを揺らせなかったジュビロはスコアレスドロー。勝点1にとどまりました。

清水対金沢

 ジュビロの引き分けを受け、勝てば2位に浮上するエスパルスは17日、アウェーで21位・金沢と対戦。12試合負けなしと好調のエスパルスは前半8分、前線から積極的に相手にプレシャーをかけます。ここで岸本がボールを奪うとカルリーニョス。チームトップ今シーズン14点目のゴールで先制します。さらに35分、山原のショートコーナーから竹内に預けて再び山原。ここで白崎にスルーパスを送るとそのまま鋭いクロス。これが相手のオウンゴールを誘い、2対0とします。

 後半24分にはチアゴサンタナが中央でパスを受け、乾にスルーパス。カットされると自ら豪快に左足を振りぬき3点目を奪います。このまま無失点に抑えたエスパルスは、金沢に3対0で勝利し、これで13戦負けなし。ジュビロを抜いて今シーズン初めてJ1自動昇格圏の2位に浮上しました。