【J2】前節『自動昇格圏』浮上の清水エスパルス 甲府とスコアレスドロー

 熾烈な昇格争いが続く、明治安田生命J2リーグ、前節ついに自動昇格圏の2位に浮上したエスパルスは、8位の甲府と対戦しました。

 直近のリーグ戦を13戦負けなしと絶好調のエスパルス。自動昇格に向け、欲しいのは勝ち点3。

 しかし、最初のビッグチャンスは甲府に。前半10分、右サイドを攻め込まれると、クロスの跳ね返りがあわやゴールへ。エスパルスは20分、コーナーキックの折り返しに岸本が反応しますが、押し込めません。直後にも、岸本のクロスをサンタナが受けると、最後はカルリーニョスがシュート。これも決まりません。25分にはミドルに対して権田がビッグセーブ。両者譲らず、前半を折り返します。

 後半に入るとペースはエスパルスに。10分、山原のコーナーキックにサンタナが頭で合わせますが、ゴールを割れません。その2分後もサイド攻撃。北爪からのクロスにまたしてもサンタナ。しかし、うまく合わせることができません。その後も何度も攻め込みますが、ゴールを奪えないままタイムアップ。ホームで勝ち点1を積み上げました。

 清水 0-0 甲府(アイスタ)

清水 秋葉忠宏監督:「最後のところ、ゴールをこじ開けるところで少し苦労した。もう一工夫なのか、より強引さなのか、泥臭さなのか、を含めて何とかゴールをこじ開けるすべを1週間、用意したい」