静岡・熱海市出身の渡邉彩香、出遅れ124位タイ 渋野日向子は2位タイ/全米女子オープンゴルフ第1日
<米女子ゴルフツアー:全米女子オープン>◇第1日◇10日(日本時間11日)◇米テキサス州チャンピオンズGC(サイプレスクリークC=6731ヤード、パー71。ジャックラビットC=6558ヤード、パー71)◇賞金総額550万ドル(約5億7800万円)
静岡県熱海市出身の渡邉彩香(27=大東建託)は、サイプレスクリークCでプレーし、77の6オーバーで124位タイと出遅れた。ウェイティング1位で米国入りし、大会開幕の前日に出場が決定。「周りの方にたくさんサポートしてもらいました。チャンスはあると思うので、4日間戦うことはもちろん、上を目指してプレーします」と意気込んで10番パー4からスタートしたが、前半は1ダブルボギーで37。後半の2番パー4では初バーディーを奪った。しかし、3番パー4から7番パー4までは、5連続ボギーで一気にスコアを崩した。ただ、難コースに多くの選手が苦戦している。アンダーで回ったのは12人のみで、渡邉は第2日に巻き返して、予選突破を狙う。
日本人選手は、渡邉を含めて大会史上最多の計19人が出場しており、昨年の全英女子オープンを制した渋野日向子(22)が、68の3アンダーで日本勢最高位となる2位タイと好発進した。また、2020-2021年国内女子ツアー賞金ランク首位の笹生優花(19)が、2アンダーで5位タイにつけている。首位は通算4アンダーのエイミー・オルソン(米国)で、渋野ら2位の3選手に1打リードしている。