【北京五輪】フリースタイル・モーグル　杉本選手（静岡・袋井市出身）惜しくも決勝に届かず　地元市民「夢を見せてくれた。ありがとうと伝えたい」

　日本代表の4人が出場した予選1回目を日本人トップで通過した杉本選手。

20人のうち上位12人に入れば準決勝への進出が決まる準々決勝。杉本選手は第1エアを確実に決めると、第2エアもミスなく着地。完璧なランで、日本人トップの2位で突破します。

準決勝ではアクシデントも執念で滑りきる

続く準決勝、予期せぬアクシデントに見舞われます。

●実況：「杉本スタート！第1エア、コークセブン」

第1エア直後、右手のストックが折れるアクシデント…。それでも…。

●実況：「ちょっと乱れたかもしれませんが、まだまだ攻めてほしいです！まだこらえる！第2エア、バックフリップ」

　バランスを崩しながらも執念を見せ、最後まで滑ります。結果は9位。初めてのオリンピックは惜しくも準決勝敗退となりました。

●杉本幸祐選手：「テレビの前で応援してくださる方々にまず応援ありがとうとお伝えしたいです。まさか自分のアイテムが折れると思ってなかったので、想定外。でももっとうまく対応出来たら、次のスーパーファイナル（決勝）にも　残れていたので、全く道具のせいじゃなくて自分の力不足かなと思います」

杉本選手の地元・袋井市民からは・・・

袋井市からオリンピックの舞台へ。地元・袋井市民からも健闘を称える声が聞かれました。

●女性：「袋井市というところからオリンピック選手が出たのは本当にこんな時期なのですごく励みになる」
●男性：「次に続く世代がまた若い世代につないでくれればいい励みになったと思う」
●男性：「ポールが折れるというのがあったのでやっぱりくやしかった。まず夢を見せてくれたってオリンピックの舞台に立ってくれたっていうのが本当にうれしかったのでありがとうと伝えたい」