前静岡高校野球部監督・栗林俊輔氏に静岡県の育成功労賞 日本高野連が表彰

2日開会式が行われた第105回全国高等学校野球選手権記念静岡大会。静岡県の育成功労賞として前の静岡高校野球部監督・栗林俊輔氏(50)が表彰されました。

画像: 栗林俊輔氏(右)

栗林俊輔氏(右)

 栗林俊輔氏は磐田北や浜松工業の野球部監督を歴任した後、静岡高校では現・楽天の堀内謙伍、西武の鈴木将平、横浜DeNAの池谷蒼大、中日の村松開人らを育て、春3回、夏4回甲子園に導きました。

 静岡高校を離れた後、現在は県教育委員会に出向中です。

 受賞を受けて栗林氏は「大変光栄です。いつも思うのは子どもたちと野球をやってきたが、自分が育てられてきました。野球関係者や高校野球そのものに感謝したい」と受賞をかみしめていました。

 また、プロ野球や社会人野球の世界で教え子たちが活躍していますが、「プロをはじめ野球を続けている選手はもちろん誇らしいけど、高校でベンチにも入れなくて悔しい思いをした子どもたちがそれを糧にして、世の中で違う形で頑張っている、そんな報告を受けたり話を聞くとすごい誇らしい」とほほを緩めました。