Jリーグ開幕　清水エスパルスVSコンサドーレ札幌　前半は札幌ペースも清水の守護神・権田がPK阻み…

　サッカーJリーグ発足30年目、節目のシーズンが開幕しました。エスパルスは札幌との開幕戦です。

サポーター： 「ここ数年は残留争いばっかりなので、本当に優勝争いするくらい頑張ってほしいと思います」

　先制したのは札幌。15分、クロスボールからのこぼれ球をルーカスフェルナンデスがダイレクトボレー、先制点を許します。

　その後も札幌に押し込まるエスパルスは35分、ペナルティエリア内でハンドを取られPKを与えてしまいます。守るのはエスパルスの守護神・権田。抜群の反応でシュートブロック、権田のビッグセーブで前半を1点差で折り返すと、後半はエスパルスが猛攻をしかけます。
　
　10分、サイド攻撃から新加入の白崎が決定機。さらにその直後、途中出場のコロリがキーパーとの1対1を迎えますが、ビッグセーブに阻まれます。

　嫌な雰囲気がアイスタに漂う中、23分に歓喜の瞬間が訪れます。右サイドバック・原の縦パスを受けた鈴木唯人が見事なトラップから同点ゴール。

　先月、初めて日本代表合宿に召集された二十歳のエース候補が、エスパルスに勝ち点1をもたらしました。

鈴木唯人選手：「次につながる1点だし、自信にはなりましたが、まだ始まって1試合だし、チームも勝てていないので、もっともっと突き詰めていきたいと思います」