日本代表の守護神に小学生が挑戦状!清水エスパルスGK・権田選手が山あいの小学校で真剣勝負 静岡市
3人が日本の守護神に挑戦
子どもたちの拍手に出迎えられたのは、エスパルスの権田選手。静岡市葵区相俣にある清沢小学校で開かれた特別授業。全校児童22人が権田選手と交流しました。この特別授業、プロ選手と一緒にプレーしてサッカーの魅力を子どもたちに感じてもらうのがねらいです。
さあ、ここからが「メインイベント」。子どもたちとのPK対決です。日本の守護神からゴールを奪うことはできるのでしょうか…。緑のマットにボールが当たればゴール。挑戦するのは3人です。さあ、まず蹴るのは3年生の森櫻介くん。日本代表の壁を打ち破ることはできるか…。
実況:
『蹴った!おおっと大きく外れてしまいました。勢いはあったんですが残念です。続いては、5年生の須川明菜さん。丁寧にボールをセットして少しボールが前に出ている。ここで、蹴りました。権田選手しっかりキャッチ。さすが俊敏な反応、日本代表。3人中2人が失敗…さあ、残るは1人。6年生の森日順さんです。なんとか、ゴールを決めたいところ。』
権田選手:「6年生だよね?近くない?」
実況:『ちょっとボールが動いているという権田選手のアピールでしょうか?ここは真剣勝負、そして左足で狙った!勢いのあるシュート…しっかりキャッチしました権田選手。ここで権田選手がもう1回やろうという提案。余裕の提案です、日本代表。さあ、今蹴った森日順さん。どうだ?きわどいところだが…。子どもたちは?』
権田選手:「入った?」
実況:『決まったという反応。おお?ここはどうでしょうか?微妙なところですが…』
権田選手:「あのさ、嘘ついちゃだめって知ってる?」
実況:『権田選手は反論しています。「VAR」の判定で見てみましょう。ここは残念ながら、決まっていません。惜しくもゴールならず』
日本代表に質問「自信を持つにはどうしたら?」
日本のトップ選手との貴重な時間、子どもたちは質問をぶつけます。
児童:「どうしてサッカー選手になりたいと思ったんですか」
権田選手:「簡単です。サッカーが大好きだからです。好きなことでそのままお仕事にできたらすごいうれしいなと思って、サッカー選手になろうと頑張りました」
児童:「どうしてゴールキーパーをやろうと思ったんですか」
権田選手:「権田選手は昔から身長が大きかったの。小学校6年生のときに170センチくらいあった」
子どもたち:「えっ」
権田選手:「点とられないの。大きいし。みんなにすごい褒められるの。それがすごいうれしくて、GKやっていたらみんな褒めてくれるし、権田選手はGKっていうポジションをやったほうがチームの助けになるのかなと思ったし」
中にはこんな質問も…。
児童:「私もサッカーをやっていて自信を失ってしまうことがあります。そのとき自信を持つにはどうすればいいですか」
権田選手:「普段の練習から自信を得る。私これだけ練習やってきた。一生懸命毎日やってきたから私大丈夫って自信持つのも一つ。権田選手もほかの選手助けてあげるから、失敗したときはみんなが助けてくれるという風にするとみんなで、助け合いながら一つのことができるから」
日本代表の特別授業、忘れられない時間になったようです。
5年生:「結構緊張したけど、楽しくやることができたのでうれしかったです」
6年生:「権田選手ってすごく背が高いし、自分は6年生で小さいんですけど、権田選手みたいにかっこよくなりたいと思いました。練習を重ねればちゃんと自信を持つことができると言っていたので、練習をちゃんとやっていきたいと思います」