常葉大橘が先制するも…女王・藤枝順心が逆転で19回連続優勝 高校サッカー静岡県新人大会 女子決勝
高校サッカーの静岡県新人大会の決勝が29日行われました。女子決勝は藤枝順心と常葉大橘の対戦です。
女子の決勝に勝ち上がったのは、1月行われた全日本選手権で6度目の日本一に輝いた藤枝順心。対するは青のユニフォーム常葉大橘。
前半16分、橘はゴール前で後藤が絶妙のラストパス、裏に抜け出した芝田のゴールで、女王順心を相手に 橘が先制ゴールを奪います。
これに対し順心は19分、相手のクリアボールをカットした佐藤。けがから復帰の1年生・佐藤が強烈ミドルを叩き込み同点とします。
その1分後にも、佐藤のヒールパスから植本がクロス。これが相手のミスを誘いオウンゴール。順心が勝ち越しに成功します。
エンドが替わった後半33分、久保田のスルーパスに反応した高岡が落ち着いてゴール左に流し込み、勝利を引き寄せる3点目。藤枝順心が貫録の試合運びで県新人大会19回連続の優勝をつかみ取りました。
【結果】藤枝順心3-1常葉大橘
藤枝順心 佐藤ふう(1年):「今後にインターハイ、選手権までつながないといけないので、まずは“スタート地点”を取れてうれしい」