春の高校野球静岡県大会 準決勝で名門静岡高校が去年の夏の優勝校浜松開誠館と対戦
続いてはGWのスポーツです。夏の前哨戦となる春の高校野球県大会は準決勝が行われ、名門静岡高校が去年夏の優勝校浜松開誠館と対戦しました。
石田和外アナウンサー:
「草薙球場は絶好の野球日和です。名門静岡高校が登場するとあって、熱心な野球ファンが詰めかけています」
春夏合わせて41回の甲子園出場を誇る静岡高校。
東海大会の切符をかけた準決勝の相手は去年夏の甲子園に出場した浜松開誠館。
静高先発のエース谷脇は1回2本のヒットでワンナウト1塁3塁とされますが、4番加藤を打ち取りダブルプレー。
立ち上がりのピンチを切り抜けます。
3回、静高はツーアウト1塁3塁としてバッターは3番石垣。
1・2塁間をしぶとく破り先制点を奪います。
エース谷脇は5回強打の開誠館から連続三振でツーアウトを取ると8番松本に対しては100キロ台のカーブでツーストライク。
そして。
緩急自在のピッチングで3者連続三振。
圧巻のピッチングを見せます。
谷脇はこのまま開誠館打線を抑え5安打完封勝利。
静高がエースの活躍で決勝に進出し、東海大会への切符を獲得しました。
静岡高校 谷脇健心投手
静岡高校 谷脇健心投手(3年)
「自分のピッチングができて0点でしっかり抑えることができたので、自分としてはすごくよかった。東海大会でもきょうみたいな0点で抑える自分のピッチングができればいいなと思っていて」
東海大静岡翔洋対加藤学園
もう一つの準決勝では東海大静岡翔洋と加藤学園が対戦。
6回に先制した翔洋は7回3番本多の2点タイムリーで
3対0とリードを広げます。
ここから加藤学園が粘りを見せます。
8回、4番片山のタイムリーなどで2点を取り1点差とすると7番屋がスクイズ。
これが内野安打となり2人がホームイン。
逆転に成功した加藤学園が5対3で勝利し決勝進出。
東海切符を手にしました。
決勝戦と3位決定戦は5日、東海大会は18日から岐阜県で行われます。