選手移籍は『引き抜き』…FIFAがジュビロ磐田に来年2回の選手登録期間の新規選手登録禁止の処分 ジュビロは不服としてスポーツ仲裁裁判所へ上訴

 ジュビロ磐田はFIFA=国際サッカー連盟から、選手の移籍に関して違反があったとして、処分があったと発表しました。ジュビロは決定を不服とし、スポーツ仲裁裁判所に上訴しました。

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選手移籍は『引き抜き』…FIFAがジュビロ磐田に来年2回の選手登録期間の新規選手登録禁止の処分 ジュビロは不服としてスポーツ仲裁裁判所へ上訴

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 ジュビロ磐田によりますと、去年から在籍するファビアンゴンザレス選手が、タイのクラブと契約を締結していたにも関わらず、これを理由なく解除し、ジュビロと契約したとして今年4月、タイのクラブがFIFA=国際サッカー連盟の紛争解決室に申し立てを行ったということです。

 FIFA紛争解決室はファビアンゴンザレス選手とタイのクラブとの間に契約が締結されていたと認定。ファビアンゴンザレス選手が、その契約を正当な理由なく解除し、ジュビロ磐田がその解除を誘引したと判断しました。その上でジュビロに対し、来年2回の選手登録期間の新規登録を禁止するほか、来年度に下部組織に入る選手の大会での活動を来年1年間認めないなどとする処分を発表しました。

 これに対し、ジュビロ磐田はファビアンゴンザレス選手とタイのクラブが契約していた事実を認識しておらず、引き抜いた事実もないとして19日、スポーツ仲裁裁判所へ上訴したということです。