「クラファン」目標額を上回る4千万円達成 スタジアムの照明問題は解決するか サッカーJ3・アスルクラロ沼津

Jリーグ退会の危機は乗り越えたのでしょうか。本拠地の照明問題に揺れるJ3アスルクラロ沼津が、クラウドファンディングの目標達成を沼津市長に報告しました。

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「クラファン」目標額を上回る4千万円達成 スタジアムの照明問題は解決するか サッカーJ3・アスルクラロ沼津

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アスルクラロ沼津の本拠地、愛鷹スタジアムは照明の明るさが、Jリーグの基準1500ルクスを大きく下回る500ルクスしかありません。改修されないままだと来季のライセンスを失う可能性があるため、チームでは改修費を補うため目標3千万円のクラウドファンディングを募っていました。サポーターもチームの雄姿をとらえた写真展を開くなど、目標達成に向けアシストを続けてきました。そしてー。

アスルクラロ沼津
渡辺隆司社長:「2千人を超えるみなさんのありがたい熱意、そういうものが最後まで衰えることなく集めることができたことは、非常に感謝しております」

 目標を上回るおよそ4千万円の寄付を集めることに成功。14日、チームの渡辺隆司社長が沼津市の頼重秀一市長に目標達成を報告しました。ただ照明改修には およそ1億円ほどかかる見込みで、目標を達成してもまだ2000万円ほど足りておらず、渡辺社長は 市に対しさらなる支援の要請もしました。

沼津市
頼重秀一市長:「寄付してくれた多くの人の思いに応えなければいけない」        

 そして、市役所などに設置された募金箱に寄せられた3万4千円余りが渡辺社長に手渡されました。

渡辺隆司社長:「目標3千万は、非常に厳しい金額だと最初は覚悟してましたけど」「それ(改修工事)をやるにはちょっと足りないんですね。ここまで来ましたのでやり遂げたい」

 渡辺社長によりますと、まだ改修のめどはついていないということですが、6月にJリーグに施設改修の計画書を提出する予定だということです。