静岡県営の富士水泳場が当面の間休業に 水を循環させるポンプが漏水 営業再開のめど立たず

 静岡県は県営の富士水泳場について、水を循環させるポンプが漏水したため、当面の間、休業すると発表しました。

 県によりますと、18日正午ごろ、富士市大淵の県富士水泳場で、施設関係者が営業に向け準備をしていたところ、競泳プールの水を循環させるポンプが漏水しているのを見つけました。

 午前中、大学の合宿で利用していた際は問題は無かったといい、午後からの営業を取りやめ当面の間、営業を休止するということです。

 2002年に施設が建てられてからポンプ設備の更新はなく、老朽化が原因とみられています。

 営業再開のめどは立っておらず、県は修理後、安全を確認したうえで再開したいとしています。

 県は、23日の県東部高校新人戦大会など、直近で予約が入っている大会主催者や団体には、利用を断る連絡をして、対応を進めています。

静岡県庁
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