静岡・清水町出身の34歳佐藤悠基、エース集う4区で14人抜き区間賞!新天地で実力示した/ニューイヤー駅伝

<陸上:第65回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)>◇2021年1月1日◇群馬県庁前発着(7区間100キロ)◇36チーム

 静岡県清水町出身の佐藤悠基(34=SGホールディングス)が、各チームのエースが集う4区(22・4キロ)で1時4分0秒の区間賞を獲得した。タスキを受けたのは20位だったが、目の前の選手をどん追い越して14人抜きの6位までチームを押し上げた。佐藤は2012年ロンドン五輪5000メートル、1万メートル代表で代表を務めるなど、日本長距離界の第一人者。昨年11月からは所属を日清グループからSGホールディングスに変え、早速、結果を残した。なお、SGホールディングスの総合順位は10位だった。
 同じく4区を走った浜松商出身の伊藤達彦(22=ホンダ)は、前半に好走して11人抜き。チームを5位に浮上させた。しかし、終盤にペースが落ちて区間16位。ホンダの総合順位は5位だった。