ブームになった「五郎丸ポーズ」を引退会見で本人が回顧「非常に違和感があったが…いい機会だった」 浜松市
引退会見に臨む五郎丸選手
新型コロナ感染拡大を考慮し、会見場への来場は静岡県内のメディアのみ認められ、地元・静岡県のメディア以外はリモートで参加した。
「五郎丸ポーズ」ブームの心境は
五郎丸ポーズはブームにもなった
質疑応答では、2015年のワールドカップで世間を席巻したキック前に手を組む“五郎丸ポーズ”について、当時と現在の心境を聞かれた五郎丸は「私自身一人にフォーカスがあたるということに関して、非常に違和感があった」と、当初受け入れ難かったことを語った。その理由としては、「3歳からはじめたラグビーは、ひとりひとりが自分の役割を全うするチームスポーツであり、だれか一人がフォーカスされるべきではない」という認識があったからだとした。しかし、ラグビー人気がまだまだだった当時、自分ばかりがメディアに取り上げられることに葛藤を抱えながらも「あのポーズから入ってラグビーが好きになった方、また違う選手を好きになった方々が一人でも多くいらっしゃれば、私がラグビーをしてきた意味があった。いい機会だった」と振り返り、笑顔を見せた。 22歳でヤマハ発動機ジュビロの選手となってから決めていたという35歳での引退。最後のシーズンを前にして、コンディションは「絶好調」と、目を輝かせた背番号15。
ヤマハ発動機ジュビロとして、2015年の日本選手権以来となるタイトル、悲願のトップリーグ初制覇をめざし、五郎丸が「自分らしく」トップリーグ最後のシーズンに臨む。
[](https://news.yahoo.co.jp/articles/25ce07e89bfb761f4c5bec1c4af01538e8d2d93f){: data-ylk="rsec:v_hdlmod;slk:endoftxt;pos:0;" data-rapid_p="1" data-v9y="1" }