【高校野球静岡大会】静岡 vs 常葉橘 静岡14年ぶり初戦敗退

夏の高校野球静岡大会は2回戦16試合が行われました。シード校の残り4校も登場し、17日ですべての高校が出そろいました。

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【高校野球静岡大会】静岡 vs 常葉橘 静岡14年ぶり初戦敗退

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片山真人アナウンサー
「いよいよ静岡高校の初戦です。試合開始1時間前にも関わらず、チケット売り場には多くの人が行列を作っています」

 2年ぶりの甲子園をめざすシード校・静高は強豪・常葉大橘といきなり激突です。

 静高の先発は2年生エース中野
 2回1アウト3塁2塁のピンチで迎えるは橘の6番・長谷川。

 打球は右中間を真っ二つ、この3ベースで2人が生還、
 橘に2点を先制されます。

 追いつきたい静高はその裏、ノーアウト3塁1塁で7番・知念。

 センターへの犠牲フライですぐさま1点を返します。

 静高の2年生エース中野は3回以降立ち直り、自己最速を更新する138キロの直球を軸に味方の反撃を待ちます。

 迎えた7回静高は6番・松永がフォアボールで出塁すると
 7番・知念。

 ライト前に運び1塁ランナー松永は3塁へ。
 ここで橘の返球が乱れる間に松永はすかざすホームへ。

 静高が終盤に追いつき試合はノーアウト1塁2塁から始まるタイブレークの延長戦に突入します。

 10回もマウンドに上がる静高の2年生エース中野。
 2アウト3塁2塁としたところで
 8番・ピッチャーの市川。

 打球は1・2塁間を破りライト前へ。

 橘が再び静高から2点のリードを奪います。

 後がない静高はその裏ノーアウト2塁1塁で7番・知念。

 センターへのタイムリーで1点差。

 なおもノーアウト3塁1塁で8番・猪股。

(スクイズ)

 同点とはなりません。

 静高はその後1アウト満塁と一打サヨナラの場面で

 1番キャプテン遠藤。

 静高は14年ぶりに初戦敗退です。

静岡高校 遠藤碧真主将
「中野はしっかりと踏ん張って最後まで投げていたので、そこに自分たち3年生が応えられなかったのは悔しくて。
これで、自分たちの夏は終わってしまったんですけど、2年生にこれからでも残せるものがあったら残していって次のセンバツを狙ってほしい」

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