藤枝明誠、全国王者の静岡学園に完勝して4年ぶり決勝進出/全国高校サッカー選手権静岡県大会

<全国高校サッカー選手権静岡大会:藤枝明誠3―0静岡学園◇7日◇準決勝◇エコパスタジアム

 藤枝明誠が、前年度全国優勝の静岡学園に完勝し、4年ぶりの決勝進出を決めた。前半は五分五分だったが、後半9分、センターサークル付近から放ったFKを生かし、連係プレーで先制。同20分にはゴール前のこぼれ球、30分には左CKを決めて3点をリードした。
 静岡学園も伝統の個人技で対抗したが、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。前年度大会の決勝で青森山田を相手に同点ゴールを決めたFW加納大(3年)は、負傷で今大会を欠場している。

藤枝明誠は、試合を通してフィジカルと球際の強さを見せ、全国王者を退けた。14日の決勝では、4年ぶりの全国サッカー選手権出場を懸けて、東海大静岡翔洋と戦う。

藤枝明誠 松本安司監督 静岡学園さんに胸を借りるつもりでやり、いい戦いができました。東海大静岡翔洋さんもレベルの高いチームなので、負けないように準備をして臨みたい