またも大金星…強豪スペイン破り決勝トーナメント進出 未明の静岡県内『熱狂』 清水・権田もスーパーセーブ 【FIFAワールドカップ】
朝6時に40人が観戦
GROW STOCK(静岡・葵区 午前3時半ごろ)
笹村朱里アナウンサー:「静岡市内にあるビアバーに来ています。朝4時前という時間ですが、これだけの人が集まっています。日本を信じて静岡からエールを送ります」
こちらのお店では、元々30人ほどの予約がありましたが、当日に10人ほど増え、およそ40人が試合を観戦しました。
「がんばれ!ニッポン!!」
サポーター:「がんばれ!ニッポン!!」
早朝からの応援。店からは“粋”な計らいが─
GROW STOCK 福島英紀代表:「皆さんでスペインを食べつくしましょう!」
「スペインを食べてしまおう」とスペイン産の生ハムがサービスで振る舞われました。
スペインに先制許す…
実況:「前田がいきなりプレッシャーをかけていきました。日本対スペイン。左から右に攻めるのが日本代表です。」
試合は前半から、スペインが圧倒的にボールを支配し、日本ゴールに迫ってきます。
そして11分。
実況
「ファーサイド、モラタ~。日本、先制を許しました!」
GROW STOCK(静岡・葵区)
笹村アナ:「日本1点決められてしまいました。スペインが1点決めました」
清水エスパルスのキーパー、権田も防ぐことができず、スペインにゴールを許してしまった日本。前半を0対1で折り返します。
ハーフタイムに「めっちゃ眠い」
サポーター:「日本が惜しいシーンが何回かあったと思うので、そこを後半で決めきれば、ドイツ戦みたいにうまくいくのではないかと」
サポーター:「前半耐えて後半がプランかなと思うので、後半にやっぱり期待。1-0は許容範囲だと思う」
サポーターの熱いエールが聞かれるなか、早朝からの試合による弊害が…
サポーター:「めっちゃ眠い。ずっと待っていたんで、試合。応援したい、頑張ってほしい」
まずは同点
後半、日本はドイツ戦でもゴールを決めた堂安と三笘を投入。攻撃的な選手を入れ、反撃に出ます。
すると後半3分。
実況:「プレッシャーにいく。伊東純也。左足シュート!堂安だ!」
GROW STOCK(静岡・葵区)
笹村アナ:「後半2分50秒。シュートが決まりました!」
堂安の目の覚めるような強烈なシュート! 優勝候補・スペインのゴールをこじあけ、後半の立ち上がり、日本が1対1の同点に追いつきます。興奮冷めやらぬ日本は、その3分後。
そして逆転!権田も活躍
後半6分
実況:「今度は伊東だ。堂安。縦に仕掛けて。日本逆転!」
しかし、このボールがゴールラインを割ったかどうか、微妙なところで折り返されたため、ゴールが認められるのか、ビデオによる判定となります。
GROW STOCK(静岡・葵区)
「まだわかんない。まだわかんない」
実況
「さあ、日本逆転ゴールなるかというところです。」
(ピー)
「日本ゴール。やった。逆転ゴール~」
GROW STOCK(静岡・葵区)
笹村アナ:「ここで日本のシュートが認められました。日本のシュートが認められました。」
ボールがわずかに残っていたという判定で、日本のゴールが認められ、逆転。
決勝トーナメント進出に大きく近づきます。
44分、この時点で、同じ組のドイツが勝っていたため、引き分けでは決勝トーナメントに進出できない日本。
実況:「シュート力があるぞ。打ってきた。危ない。クリアした!」
強烈なシュートを権田がセーブ。
さらにその直後。
実況:「よーし。権田が止めた!」
守護神・権田ががっちりとボールをキャッチ。日本の大ピンチを救います!
そして…。
実況:「冨安跳ね返す。蹴りだす」
(ピー)
実況:「終わった。日本やった。決勝トーナメント進出決定。ドイツとスペインを破った。歴史を変えた!」
権田修一選手:「コスタリカ戦の負けは苦しい負けだったが、僕らが今までやってきたことを信じてやるんだというのを、最後きょうしっかり発揮できたのがよかった。『俺たち出来るんだ』と皆が声を大にして言ってくれるのが、このチームの強さ。それがこのような結果につながった」
「優勝まで突っ走ってほしい」
朝6時ビアバーでは、日本の勝利を祝して乾杯。
サポーターA:「めちゃうれしい。1位通過は全然予想していなかったので、決勝トーナメント頑張ってほしい。優勝目指して突っ走れ」
サポーターB
Q.今の気持ちは?
A「ブラボー」「優勝まで突っ走ってほしい」「頑張れ日本」
Q.きょう何時から仕事?
A.「午前10時から」
Q.仕事頑張れそう?
A.「勝ったので頑張れる」
GROW STOCK 福島英紀代表:「熱い思いが選手に届いたのか、こんな奇跡が見られるなんて、感動した。(きょうは)興奮して眠れないので、あすの仕事はさておいて、きょうこの感動をゆっくりとひたりたい」