海岸に打ち上げられ、水族館に保護された2頭のイルカ死ぬ 静岡・下田市
静岡県西伊豆町の海岸に打ち上がり、水族館で保護されていたイルカ2頭が、25日までに相次いで死にました。
下田海中水族館 浅川弘営業課長:「波打ち際でもまれて座礁するということが、どれだけダメージを負うのか改めて良く分かったというのもあります」
2頭は14日、西伊豆町の海岸に打ち上げられたハナゴンドウと言われる種類のイルカです。見つかった3頭のうち1頭は海に戻しましたが、傷を負った2頭は下田の水族館で保護し、治療を行っていました。
水族館によりますと、20日に1頭が死に、残った1頭も24日の昼頃に死んだということです。
周辺では同様の打ち上げ事例が増えていて、海流の変化が影響しているのではと指摘されています。