3年ぶりに行動制限のない大型連休 あいにくの雨模様にも行楽地は混雑 静岡県内各地の表情は
「レッサーパンダの聖地」日本平動物園
「いた!!ここにいる!!」その姿に、子どもも大人もメロメロ…。動物園のアイドル、レッサーパンダ。その聖地と言われる日本平動物園は、朝から多くの親子連れで賑わいました。
女の子(7歳):「茶色くてかわいい」
女の子(8歳):(Q:手に持っているものは何?)「レッサーパンダのぬいぐるみ」「大好き」「本物の方がモフモフしてかわいい」
ゴールデンウィーク期間中、密を避けるため開園時間を1時間早めている日本平動物園。滞在人数も5000人に制限するなどの対策もとっています。3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィーク。それでも、近場からの来園者が目立ちました。
静岡市内から来た親子:「去年はどこも連れて行けなかったが(気持ちがね…)。子どもが心配な部分もあるので、近場でゆっくり過ごそうかなと思う」
富士市から来た親子:「コロナが心配で、様子を見ながら行けるところに行きたいなと」
娘:「本当は遊園地とか…」
母:「行きたいんだよね」
それでもきょうの動物園には、遊園地にも負けない長~い列が…。その先にいたのは、去年11月に生まれた双子のジャガーです。こちらがお母さんと同じ黒、お姉ちゃんの「小春」。そしてお父さん譲りの模様が妹の「小麦」です。2匹の名前はおととい決まったばかり。じゃれ合ったりご飯を食べたり…。レッサーパンダに負けず劣らず熱い視線を集めていました。
日本平動物園
丸山伸一主任主事:「午後から雨ということもあって、例年よりは少ない人数。天候がいい日もこれから出てくると思うので、園内では双子のジャガーの赤ちゃんなども見られるので、期待していただき、ご来園いただけたら」
新幹線下りの混雑ピークは29日
根方ゆき乃記者:「JR静岡駅。3年ぶりに行動制限のない大型連休で、普段の土日よりも人出が多い印象です」
一方、静岡駅はスーツケースや大きな鞄を持った利用客で混み合いました。
大阪へ帰省する利用客:(Q:帰省はいつ以来?)「3年ぶりですね」「なかなか会えなかった両親に、孫たちの顔を見せてあげたいですし」(Q:3年ぶりにおばあちゃんにどんな話をしたい?)「2年生になったこと」
JR東海によりますと、29日午後5時時点の新幹線ひかり自由席の乗車率は、上り・下りともに50パーセントとなっていて、下りは29日がピークだということです。
熱海市の公園では「花まつり」がスタート
山頂から相模湾が一望できる、熱海市の「姫の沢公園」。早咲きのツツジが咲き誇り、40体のこいのぼりが、春の空を泳ぎます。
神奈川県からの観光客:「思った以上にとてもきれいで、写真もいっぱい撮った。ちょっと遠出して(県を)またいでもいいかなというのがあって、感染対策に気をつけつつ、ちょっと足をのばして。天候はちょっと曇りですけど、久しぶりに家族と外出できてのんびりできそう」
熱海市民:「こいのぼりを子どもに見せてあげたくて」
子ども:(Q.見てみてどうでしたか?)「楽しい」
姫の沢公園ではきょうから「花まつり」がスタート。出店で人気を呼んでいたのはツツジをイメージした「ピンクのたい焼き」です。
神奈川県からの観光客:「おいしい。おいしい」
熱海市姫の沢公園
渡邉将千さん:「久々にのびのび楽しんでもらえるゴールデンウィークということで、また今まで来てくれていた皆様も来てくれるかなという不安の半面、去年おととしよりいろんな人が来てくれるのではないかという期待もあり、半分半分」