災害を正しく恐れてそれに備える 子ども防災教室・静岡市
静岡市で小学生やその保護者を対象とした防災教室が開催されました。
県地震防災センターで開かれた防災教室には300人以上の小学生と保護者が訪れ、静岡気象台や静岡市消防局などの機関がそれぞれ開いた講座に参加しました。
気象台が開いた講座では、ドライアイスやペットボトルを使って竜巻や雲を再現しました。
●気象台の職員
「竜巻は2つの要素が必要で上に持ち上げる力とクルクル回る力が必要」
静岡市消防局が開いた講座では消防服やはしご車を体験しました。
●体験した児童
「縦横揺れてたけど楽しくて良かった」
「楽しかった。意外と怖かった」
防災センターによりますと児童に災害への意識を高めてもらうため、およそ10年ほど前から教室を開催しており、今後も続けていく方針だということです。
●地震防災センター 金嶋千明 所長
「これからの静岡県を担う子どものみなさんに災害のリスクを正しく恐れてもらってそれに備える。
そして実際に起きた時にどういう行動をとるか楽しみながら体験してもらうということで講座を開いた」