後継者不足が課題の「エビイモ」生産者育成が狙い　農業経営士が農園を視察　静岡・磐田市

　エビイモはサトイモ科の品種で、形や模様がエビのように見えることから、そう名付けられたと言われています。磐田市ではエビイモの栽培が盛んで、市は特産品に指定し、2020年から販路拡大といった継承事業を行っています。22日は県から任命された農業経営士11人が、市内のエビイモ農家を視察しました。エビイモ農家の後継者不足が課題となっていて、今回の視察は生産者の育成につなげるのが狙いです。11人はエビイモ生産者から「農業の所得だけで生活できる環境を作ることができず、生産者離れにつながる」などと指摘を受け、課題を共有していました。