江戸時代から続く「弓まつり」 足軽たちが弓の修練したのが始まりか 静岡・松崎町

 江戸時代から続くと伝わる新春恒例の「弓まつり」が静岡県松崎町で行われました。

画像: 江戸時代から続く「弓まつり」 足軽たちが弓の修練したのが始まりか 静岡・松崎町

 この弓まつりは、松崎町江奈の舟寄神社でおよそ300年に渡って続いています。境内近くに掛川藩の陣屋があったことから、毎月19日に足軽たちが弓の修練を行ったことが始まりとされています。

 19日は、氏子や弓道会の代表が玉串を捧げた後、五穀豊穣と無病息災を願い「礼射」と呼ばれる奉納の射的を行いました。弓を射た地元の松崎江南弓道会の松本晃(のぼる)さんは、28メートル先の的に見事に矢を命中させていました。

松崎江南弓道会 松本晃さん:「1本当たったので、よかったなと思います」

Q.いい年になりそうですか

A.「去年よりいい年にしたいです。なってほしいです」