キャンドルで形づくる　翼を広げた天使…東日本大震災から11年　静岡・清水の人々の想いを込めて　JR清水駅から中継

林輝彦アナウンサー：こちらでは東日本大震災で犠牲になった方を慰霊し、復興に向けて歩みを進めている被災地の皆さんを清水から応援したいという気持ちを込めて明かりが灯されています。企画したのは地元・清水区の有志の皆さんです。2000個のキャンドルが形作るのは翼を広げた天使です。デザインしたのは東海大静岡翔洋高校美術部の1年生、鎌野天弓さんです。鎌野さんは天使をモチーフにして亡くなった方々への思いを届けたいと言う気持ちでデザインしたといいます。並べられているキャンドルのうち、3．11の「3」の部分は被災した方の思いが込められており、「忘れない」「次世代へ語り継ぐ」などと書かれています。それ以外のキャンドルには、地元清水区の幼稚園児から高校生が中心になって書いたコメントがあり、「被災地の皆さんの心に灯りがともりますように」「1日1日を大切に生きていきます」などと書かれています。午後5時半の点灯から、多くの方が優しいあかりに手を合わせています。