「書道家」のアシカ グリルが天国へ 伊豆・三津シーパラダイスの人気者 静岡・沼津市

書道パフォーマーとして人気を博していた「伊豆・三津シーパラダイス」のアシカの「グリル」が死にました。別れを惜しむ声が寄せられています。

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「書道家」のアシカ グリルが天国へ 伊豆・三津シーパラダイスの人気者 静岡・沼津市

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今年の元日。伊豆・三津シーパラダイスの人気書道家・カリフォルニアアシカのグリルが書き上げたのは…。

「トラ!」

今年の干支の「寅」の文字。このグリルが先月28日に死んだことがわかりました。30歳ほどとされるアシカの寿命、グリルは22歳でした。死因はわかっていません。

飼育員
山本真祐子さん:「皆に愛されていたグリル先生なので、とても寂しいなという気持ちもあるが、グリル先生を皆が好きになってくれて。グリル先生には感謝の気持ちでいっぱい」

 2月から食欲がなくなりショーを休んでいたというグリル。設置された献花台には別れを惜しむメッセージとともに、これまでのグリルの作品が展示されています。「寅」に「丑」に「心」という文字も…。

来館者:「(作品を見る)アシカが書いたとは思えないぐらいですね。素晴らしい、びっくりしちゃいます」

来館者:「僕よりうまいと思います。できれば元気なところ、ショーをしているところを見たかった」

 人気書道家として全国的にも知られたグリル。新元号が発表されたときには、その日のうちに「令和」の文字を書き上げました。その後この「令和」の文字は、伊豆箱根鉄道のヘッドマークにも採用されました。

飼育員
山本真祐子さん:「たくさんのことを教えてもらったし、皆様にもたくさんのことを伝えられた最高のアシカだと思う。グリル先生には本当に感謝でいっぱいなのでゆっくりとしてもらいたいと思う」