夜になると・・・図書館でぬいぐるみたちが大冒険「ぬいぐるみの図書館お泊り会」
そう考えたことはありませんか?
子どもたちにサプライズプレゼントを贈るため、ぬいぐるみたちが大冒険をする姿をカメラが追いました。
静岡市立南部図書館。
この日、ぬいぐるみを抱えた子どもたちが集まりました。
● 4歳親子
Q何持っているの?
「わんわん」
母「きょうは図書館。わんわんがお泊りする」
「図書館お泊まり会」。
泊まるのは、子どもたち…ではなくなんと、ぬいぐるみ!。
2日間を図書館で過ごします。
6時間後ー。閉館後の図書館は、ひっそり静まり返っています。
しばらくすると…
■ぬいぐるみたち起きだす
「んわぁ~よく寝た」
「よし、誰もいないぞ」
「みんな~起きろ~! 出発するぞ~」
皆「わーい!冒険だ~!」
■ぬいぐるみたち出発
■ぬいぐるみ動き回る。図書館中を自由に動き回るぬいぐるみたち。
すると…
● 職員
「じゃあ行きますか」
カメラを手に職員が向かった先は…。
●
「午後6時、ぬいぐるみが冒険を始めたようです。
その姿を納めようと職員も隠れるようにして必死にシャッターを切っています!!」
ぬいぐるみが動き出した気配を察した職員はそっと近づき…。
じっと様子を伺います。
● 隠れる職員
Q何しているのか
「ぬいぐるみたちが歩き出したのでこっそり撮っている」
Q隠れながら撮っている?
「そうですね。彼らの時間を邪魔してはいけないので」
ぬいぐるみたちは本棚に上ったり…本を読んだり…と。
誰もいない図書館で思い思いの時間を過ごします。
その姿を逃すまいと職員も必死です。
ぬいぐるみたちは、誰にも邪魔されることなく冒険を楽しみました。
2日ぶりの再会です。
「おはよう!」
無事、子どもたちの元へ帰ってきました。冒険を楽しむ様子がたくさん詰まったアルバムも贈られました。
● 職員
「わんわんこれ選んでくれたよ。お家で読んでね」
ぬいぐるみからも、絵本のサプライズプレゼントです。
● 子ども
「探検しながら絵本借りてくれている」
「早く見たい」
「全然寂しくなかった。ジャンコは寂しくて泣いてた」
● 担当者
「3日間が素敵な思い出になるようにと、私たちも頑張ってアルバムを作った。ぬいぐるみを通して図書館をもっと好きになってもらえたら」
まずは宿泊カードにぬいぐるみの名前や好きなものを記入。
迷子にならないように名札を付け、泊まるための準備を進めます。
● 職員
「布団かけてあげておやすみってしようね」
● 子どもたち
「おやすみ~」
子どもたちが寝かしつけたぬいぐるみたちはすやすやと夢の中へ…。
2日後の再会を楽しみに、しばしのお別れです。