手のひらに乗っていたレッサーパンダ…生後3カ月で体重は10倍以上 11月9日から一般公開 名前の投票も 静岡市・日本平動物園

 静岡市の日本平動物園で8月に生まれたオスのレッサーパンダ。生後3カ月がたち、11月9日から一般公開されることになりました。

画像: 母親のニコ(右)と子どものレッサーパンダ  日本平動物園提供

母親のニコ(右)と子どものレッサーパンダ  日本平動物園提供

 生まれたときには体重140g、手のひらに乗っていた赤ちゃんも、今では1.88キロにまで育ちました。真っ白だった体毛はお母さんと同じ色に変わっています。

画像: 生後1週間のころ 日本平動物園提供

生後1週間のころ 日本平動物園提供

 動物園では以下の5つの候補から、赤ちゃんの名前を投票で決めることにしています。応募は一般公開される9日から28日までで、園内のレッサーパンダ飼育等の前に掲示するQRコードからWEB投票ができるということです。

 名前の候補
1)「かずのこ」 和(かず・父)の子だから。おせち料理では「子孫繁栄」の縁起を担ぐ食材で、血統を次世代につなぎたいという意味を込めて。

2)「スマイル」 お母さんのニコと同じように、多くの人を笑顔にしてくれるように。

3)「ツナ」 静岡が日本に誇る名品から。同じようにたくさんの人に親しまれ、静岡を代表する存在になるよう願いを込めて。

4)「アロン」 金メダリスト「ウルフ・アロン」選手にあやかり、力強く育ちますように。

5)「まくら」 大変よく寝る子だったので、これからも健やかに育つよう願いを込めて。

 12月に園のホームページなどで、名前を発表するということです。