83歳の遺族が平和への思い語る「追悼の思いを絶やさず続けて…」 静岡市で追悼式典

 77回目の終戦の日、静岡県でも各地で追悼式典が開かれました。15日午前、静岡市で開かれた戦没者追悼式典。新型コロナ対策のため、一般市民の入場が制限されました。遺族らおよそ150人が参列し、戦没者のひ孫にあたる子どもたちが献花しました。

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83歳の遺族が平和への思い語る「追悼の思いを絶やさず続けて…」 静岡市で追悼式典

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 静岡市によりますと、市内から戦地に向かった軍人軍属およそ1万6000人が、また、空襲などで市民2000人以上が犠牲になりました。

 戦争で父親を亡くした中川琉美子さん、83歳。遺族を代表し、平和への思いを語りました。

中川琉美子さん:「今年は戦後77年になりますが、ロシアによるウクライナ侵攻など、いまだに罪のない多くのかけがえのない命が失われています。戦禍にあわれ亡くなられた方々のご冥福と追悼の思いを、これからも絶やさず続けていただきたいと願っております」