樹齢300年以上…県内で最も古い「藤枝の大茶樹」で新茶の手摘み その名も「長寿の香り」 静岡・藤枝市
樹齢300年以上とされる静岡県藤枝市の「藤枝の大茶樹」で、この時期恒例となっている新茶の手摘みが行われました。
「藤枝の大茶樹」は高さ4メートル、周囲33メートルで、今から300年以上前に所有者の平口好三さんの祖先が種を蒔いたと伝えられ、県内では最も古いとされています。3日は茶手揉保存会の人たちが、およそ15キロの生葉を3時間ほどかけて丁寧に摘み取っていきました。
平口好三さん(79):「見た目もいいし、摘むときの手触りもいいもんですから、いいお茶がとれるんじゃないかと思いますけど」
製茶された新茶は「長寿の香り」と名付けられ、敬老の日に市内の高齢者施設などに贈呈されます。