旧陸軍観的所「トーチカ」で桜植樹 戦没者の供養と平和への祈りを込めて 静岡・御前崎市
「トーチカ」と呼ばれる戦時中に使われていた陣地のそばに、供養や平和への祈りを込めて桜の苗木が植えられました。
御前崎市の遠州灘近くに残る「トーチカ」。きょうは、その周辺にカンヒザクラや河津桜など20本の苗木が植えられました。
御前崎市の遠州灘近くに残る「トーチカ」。きょうは、その周辺にカンヒザクラや河津桜など20本の苗木が植えられました。
トーチカは、第二次世界大戦当時、敵の飛行機の監視などに使われていた陣地です。戦後は人々の記憶に埋もれ、ゴミ置き場のようになってしまっていましたが、地元の市民グループが、去年から保存に取り組んでいます。
市民グループ代表
山下洋子さん:「ここに桜を植えてその人たち(戦没者)に対する供養の気持ちと、みなさんが桜を見に来てくれて戦争の事について考えてくださったり、憩いの場として集って頂けたらうれしい」