30代男性マダニにかまれ「日本紅斑熱」感染…静岡県内で今年4例目 野山や畑などに入るときは「肌の露出を少なく」
静岡県は中部保健所管内在住の30代男性がマダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」に感染していたと発表しました。県内では今年4例目です。
日本紅斑熱への感染が確認された30代男性は、22日から発熱や発疹などの症状があったため、医療機関を受診したところ、左足首にマダニの刺し口が見つかったということです。男性はすでに退院し、快方に向かっています。
県によりますと、男性はマダニに咬まれた自覚はありませんでしたが、林を散策したことから、マダニに咬まれ感染したと推測されるということです。
県内で日本紅斑熱の感染が確認されるのは、今年に入り4例目です。
県は、春から秋にかけての時期はマダニの活動が盛んになるとして、野山や畑などに入る際には長袖、長ズボンなどを着用して肌の露出を少なくして対策をするよう呼びかけています。